現役の打楽器奏者の視点から、2024年現在、日本で買うことのできる マリンバ(木琴)の説明と、用途や環境に応じたおすすめを紹介します。 1.音量(音出しの可否)マリンバはどの楽器であれ、ある程度の音量と振動が発生します。演奏場所(ご自宅やスタジオなど)の遮音性が低い場合は以下のいずれかをおすすめします。4オクターブ以上のマリンバはかなりの音量になります。
2.音域マリンバの音域は2オクターブから5 2/3オクターブまであり、演奏できる曲の種類の多さに直結します。
3.スペースマリンバは大型の楽器のため、演奏場所のスペースを確認する必要があります。楽器のおよその大きさ(サイズ)は以下の通りです。
4.鍵盤の素材マリンバの鍵盤の材質は次の4つに分類することができます。
5.ブランド現在日本で購入できるマリンバには以下のようなブランド(メーカー)があります。マリンバを長く作っている老舗、国内で対応できる会社の方が点検や修理に安心感があります。また、メーカーに直接相談できず楽器店を経由する必要がある場合は楽器店の場所や楽器店の店員の知識量によって不便がでる可能性があります。
6.可搬性(持ち運びのしやすさ)
7.大きな違いのない要素
8.他に必要になるもの
9.マリンバの価格一覧各マリンバのブランド、機種名、オクターヴ数、素材、およその価格は以下の通りです。
10.参考:木琴、マリンバ、シロフォン(シロホン)、バスマリンバの違いいわゆる木琴の中で特によく使われるものとしてマリンバとシロフォンという2つの楽器があり、マリンバはより大型で深みのある音色が特徴的で、シロフォンはより小型でかわいらしい音色が特徴的です。この違いは鍵盤の調律や使われるマレット(ばち)の違いによって生まれます。 11.参考:中古のマリンバ楽器店経由、あるいはフリマアプリ経由で中古でマリンバを購入することができます。万が一不良があったときにメーカーのサポートを受けられるかは確認しておいた方が良いでしょう。 12.参考:試奏試奏することによって音色を聴き比べたり不安を解消したりすることができます。楽器店、スタジオ、教室での試奏も可能ですが、メーカーが開催している試奏会は製造元に直接質問をしたりブランドの信用力を確認したりすることができるため特におすすめです。
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