malletKATの基礎知識② キット(音色のセット)編

こんにちは！
Alternate Mode Japan広報の中島です。

malletKATには様々な機能が搭載されていますが、その機能を紹介する前に、malletKATの基礎的な用語などを紹介していきたいと思います。

今回は、malletKATのキットについて解説したいと思います。

「malletKATの基礎知識① コントローラ編」で1度名前が出ましたが、malletKATには3種類のキットと呼ばれる、音色のセットのようなものがあります。
現在どのキットを選択しているかは、malletKATの画面の左上にあるアルファベットが示しています。

F：ファクトリーキット
U：ユーザーキット
C：キットチェイン
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では、それぞれのキットがどの様なものか、紹介していきます。

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・F : ファクトリーキット
ファクトリーキットとは、Alternate Modeではなく、MIDI規格協議会​が定めた音色のセットになります。（詳しくは「GM音源」や「General MIDI」などで検索してみて下さい）
malletKATにおいては、設定を変更することが出来ない128種類のセット、と思っていただければ大丈夫です！

​F01：Bth Piano 1(アコースティックピアノ)
F02：Bth Piano 2(ブライトピアノ)
︙
F128：Bth Gun shot(銃声​)
と、128種類の音色がセットされています。
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これらの設定を変更しても、音色を切り替えたり、電源を切ると設定は初期化されます。

ファクトリーキット=GM音源は電子楽器全般に向けて作られたものなので、ピアノの音色から始まっていたり、銃声の様に独特な音色が含まれているのが特徴的です。

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・U：ユーザーキット
ユーザーキットとは、Alternate ModeがmalletKAT用に作成した音色のセットになります。

初期状態では、
​U01：Marimba
U02：Marimba Soft
︙
U128：KATalyst
と、マリンバの音色から始まるように、ファクトリーキットに比べてよりmalletKAT向けの音色が設定されています。
​(※現在発売中のgigKAT2モデルの初期設定になります。)

このままの状態で演奏も十分できますが、ユーザーキットは各キットごとに設定を変更することが出来ます。
例えば、上記の様にユーザーキット01はマリンバの音色になっていますが、ヴィブラフォンの音色に変えるなど、音色そのものを変更することも出来ます。
コントローラに関しては「malletKATの基礎知識① コントローラ編」をご覧下さい。

ユーザーキットに対して設定できる項目は数多くありますので、また別の記事で解説したいと思います。

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・C：キットチェイン
キットチェインとは、ユーザーキットを自分の好きな順番に並べることが出来る機能になります。
例えば演奏する順番にユーザーキットを並べることによって、音色の切り替えがスムーズになります。
こちらは、次回の記事で解説させていただきます。

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いかがでしたか？
まとめると
F：ファクトリーキット→一般的な128種類の音色セット(設定の変更不可)
U：ユーザーキット→malletKAT向けの128種類の音色セット(設定の変更可能)
C：キットチェイン→ユーザーキットを好きな順番に並べる機能
​になります。　　　
基本的にはユーザーキットを使ってみて、自分の好みに合わせて設定を変更していくのがオススメです。

​質問・感想等コメントお待ちしております。